2008年6月9日月曜日

エイリアン展その2

国立天文台の成田です。
昨日は日本科学未来館エイリアン展で開催された「エイリアン・ジュニア会議」にとよたけくんと共にゲストとして参加してきました。

企画展の一角に設けられたスペースで、50分というやや長い時間にも関わらず、小学生くらいのお子さんから年配の方まで多くの人が立ち止まって聞いていってくださいました。
簡単な自己紹介後に行われた質問のコーナーでは、出た質問もかなり多く、その場ですぐ答えていくスタイルだったので、なかなか緊張感のある50分でした。
今回のゲストは惑星科学と天文学が専門でしたが、エイリアンというテーマのため質問の内容が生物よりのこともあり、やはり生命科学の人も一緒にいてもらえると心強かったなぁと思います。
(エイリアンの寿命の質問などはそちらの東京大学の池内さんどうですか?、と振ってしまいそうでした・・)

この企画展のテーマであるアストロバイオロジーはそもそも分野横断的な学問ですし、これからもうひとつの地球探しというアストロバイオロジーにつながるテーマで研究をしていく上で、研究者間の横のつながりをつくることの大切さを感じました。

また、前に座っていた印象では「おお、結構多いなぁ」という感じだったのですが、スタッフの方の話では食事時の13時からというお客さんの入りが少ない時間帯を狙って、お客さんの数を抑えていたそうです。
確かにトーク終了後にエイリアン展の入り口を見たら、かなりの行列ができていました。
地球外の生命というテーマに、皆さんの関心が高いことがよくわかりました。
またどこかで、多くの方とコミュニケーションできる機会ができたらいいなと思います。

4 件のコメント:

さんのコメント...

ハイ、振られそうな気配を感じました。あぶない、あぶない(笑)

「エイリアン」を”入り口”とした企画展だったので、客層としては学生や学者肌の感じの人たちじゃなくて、家族連れやカップルが多かったですよね。そういう場において、お二人が大学院生として真剣にお客さんと向き合い誠実な科学の話をしたということは、すごく意義のあることだと思います。

昨日は、楽しく聴かせて頂いて良かったです。また今後、0to1の分野横断的なつながりを活かしてこういう活動ができたらいいですね!

さんのコメント...

あ、そういえば成田さんはもう院生じゃないんだった!!失礼しましたm(_ _)m

mido さんのコメント...

 住田君の友人の一人である、midoです。
 この間の未来館でのイベントに、参加しました。
 豊田さんや成田さんの、「科学」としての「科学者」からの見解その疑問に質問に答える、「真摯な態度」が、どんな質問をしてもきちんと答えてくれる、といった安心したやりとりが出来る、という回路を生み出してくれると思うので、予想以上に子供達にとっては、「なぜ」「なに?」が解決した、もしくは深まったいいイベントだったと思います♪♪♪なおかつ、大人の方は、宇宙における太陽系外の惑星に想いを馳せたり、(294個も今は見つかっている!!とか、ですね。)氷惑星、についてとか、バイオマーカーなものを見つけたい一心が起きたりしたり、感慨深い、子供に戻れた時間だと思います。
 とてもいいイベントでした♪♪♪住田君にメールにて、感想を、もしよろしかったら、どうぞ、と言っていただけたので、ブログに直接書かせていただきました♪♪♪
 とてもいいイベントをありがとうございました♪♪♪豊田さん、成田さん、住田君、ありがとう!!!
 終わった後も、自由に話せたりして、とても有意義なイベントでした!!

suikyo さんのコメント...

うーん、行けずに残念。
楽しく、有意義な企画だったみたいですね♪
お二人とも、お疲れさまでした!!