2007年12月11日火曜日

先生と呼ばれた日。

先週、小学校で出張授業をしてきました。全6回のシリーズをリレー形式で行っていて、私はその第2回を担当させて頂きました。内容は、生命と地球についての夢とロマン溢れる壮大なストーリーです(笑)。0to1企画ではないのですが、0to1を通して紹介して頂いたので、この場を借りて簡単にご報告まで(しばらくブログを書かないと忘れられちゃうのではとの危惧もアリ...)。

「出張授業は自己満足で終わってはダメだ、受け入れ先の学校の先生とよく相談しないと」とは、このまえアゴラで知り合った方に頂いたアドバイス。これは、実にその通りだと思います。出張授業とは、教師でもない一介の学生が、わざわざ縁もゆかりもない学校に出向いて授業をするという企画です。わざわざやるからには、それを通して「やりたいこと」があります。もちろん受け入れ側にも、基本的な教育理念や、受け入れ理由があります。それが完全に一致する訳ではない、というのが現実でしょう(むしろ完全一致ならわざわざ外の人を招く必要がないような気がしてきたぞ)。その中で実りある活動を行うためには、両者の折り合いをつけるという作業が必要です。そして、もっと根本的な部分では、理想(伝えたい内容・メッセージ)と現実(時間的制約、生徒の能力・意欲)の折り合いをつけることが不可欠です。

さて、私の場合どうだったかと言いますと、折り合いをつけるための調整は、本当にギリギリまで終わりませんでした。前夜は、授業構成を考えるあまり熟睡できず(小心者なんです。。。)、朝早く起きて展開を考えました。その甲斐あって、自分も満足でき、校長先生にもまぁ褒めて頂き、生徒も見る限り楽しそうに積極的に授業に参加してもらえたように思います。

「折り合い」さえつけられれば、「妥協」は必要ありません。今回の出張授業を一緒に企画・運営した方に、「もさんのカラーが出ていてとても楽しかったです。(授業進行の)テンポ(の良さ)と妥協のなさがすごい!」と評して頂きましたが、それは「折り合い」がうまくつけられたということでしょう。

妥協するのが大人なら、私は大人になんてなりたくない。でも、折り合いをつける作業を通して、私はちょっと大人に近づいた気がしました。

2 件のコメント:

イチロー さんのコメント...

おっとなー!

匿名 さんのコメント...

まあね!(笑)