2008年5月25日日曜日

あれから半年

私たちの原点である去年のサイエンスアゴラから、ちょうど半年経ちました。

みんなでなにか楽しいことができたらいいな!と軽い気持ちで0to1に加わった私にとって、「研究者社会の問題を考えよう」というワークショップのテーマは、実はぴんと来ませんでした。初めは傍観していようと思っていたのですけれど、毎週何時間も熱心な議論が重ねられていくうち、次第に引き込まれていきました。いつしか、みんながずっと楽しく研究ができるように、自分を取り巻く環境を良くしていきたいと考えるようになりました。

それから半年。相変わらず0to1の活動はとても楽しいです。昨日は松尾さんが、悩める文化人類学者を救った数学者の話をしてくれました。松尾さんのお話はいつもエキサイティングで、とっても盛り上がりました。セミナーのあとは、松尾さんと私でインタビューを録音しました。こうしたランチセミナーや音声番組の制作は、まさにワークショップにおける提案のひとつの「実践」です。

去年のアゴラ以降、0to1には強力なメンバーがたくさん加わりました。今度のアゴラでは、もう一度みんなで「自分たちが何をすべきなのか」を確認するとともに、実践を進めていくための糧としたいと思います。

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