2008年7月16日水曜日

桐蔭学園に行ってきました!

出張授業プロジェクト第○弾です!!!
…えーっと、第何弾でしたっけ(爆)

すいません、性格的にまじめな文章が書けないので、100円のアイスでも食べながら読み物としてゆるーく楽しんでください。 ああアイスが食べたい。

自己紹介を忘れていました。わたくし、永村と申します。物理学科博士2年です。お局的な世代です。

時は西暦2008年4月。新緑の眩しい陽気の中で、この企画は胎動を始めた。
将来を担う若い学生達に、現場のサイエンスの魅力を伝えたい。必ずしも研究者を志さずとも、これから理系の学問を勉強してみようという学生が増えて欲しい。
そんな熱い想いをこめて、私は横山さんとともに、私の母校、桐蔭学園へと帰ってきた。そして旧知の先生方に、この企画を持ち込んだのだ…。

すいません、プロジェクト○風に書きたかったんですけど、長くなりそうなので当日までの流れは省略します(おい)

そして迎えた7月12日。出張授業当日です。
夏だ!理学だ!出張授業だ!
すばらしい快晴です。大人はビールが恋しくなるような暑さ。

講師、助っ人総勢10人でお昼過ぎに桐蔭学園に到着。
ちょっとした遠足気分でございます。

時間は
1限目1時45分~2時40分、2時限目2時50分~3時45分
授業構成は、
教室A・1限目 タイトル:「中身よりも大事な表面の科学」 講師:永村
教室B・1限目 タイトル:「惑星探査ウラ話」 講師:豊田
教室C・1限目 タイトル:「素粒子実験に見る科学のココロ」 講師:生出
教室A・2限目 タイトル:「いのちの不思議に魅せられて」 講師:小寺
教室B・2限目 タイトル:「わたしの話すことは全てウソです。」 講師:松尾
教室C・2限目 タイトル:「ダークサイドへようこそ!」 講師:宮武
という豪華6本立てです。
講座の中身についても触れたいんですが、それをやるとますます長ーくなってしまうので、講師の皆さんにコメントしていただきましょう♪
あらかじめ生徒さんには、どの講座が聞きたいかアンケートをとってあり、各授業だいたい10人~40人くらいの生徒さんが集まって、熱心に講座を聞き、後から色々と質問をしてくれました。
昼食後にも関わらず眠ってしまう生徒さんがいなかったことにびっくり!
予行演習のかいあって、ほぼ予定通りの時刻(10分オーバー)で講座は終了。
講座終了後も、「宇宙の果てについて」から「高校時代にどんな勉強をしていたか」まで生徒さんと講師の歓談タイムが繰り広げられていました。

その後は桐蔭の先生方との反省会。
・研究の楽しさが伝わってきた。
・大学院生ということで年が近いから親近感があった。
・この世界にはまだまだわからないけどがあって、それを追求するサイエンスの面白さが伝わった。
など概ね好評でした。
今回は希望者を募って講座を展開しています。他の出張授業企画でも同様です。 先生方から
・0to1は何も無い所から何かを生み出すことなのだから、サイエンスに必要な「なぜ」という引き出しを持たない学生に、最先端のサイエンスの話題を提供することで、サイエンスへの興味を生み出すことも必要なのではないか。
という意見をいただいた時には、目の覚める思いがしました。
私自身も、高校生の時には理学にものすごーく惹かれていたわけではないので、もし高校生の時にこんな講座を聞かされていたら、もっと早くから勉強を始めていたかもしれない。
しかしながら、希望者ではなく、全員に講座をする場合、質問しやすい今回の授業の雰囲気を作るには、生徒の数だけ講師の数も沢山必要なんですよね…。難しい問題です。

何はともあれ、大事なのは生徒さんの反応だと思うので、これから、生徒さんからのアンケートや感想をまとめます。楽しみですわ☆

私達自身も、同業者でない方々に、自分の研究について説明するというプレゼン能力が鍛えられたのではないかなあと思います。
あと、2限立てで授業していたので、他の講座を聞くことができて面白かったです。こういう形式も悪くないですねえ。

それから夕方5時過ぎに、無事に桐蔭学園を出発した私達は、ビアガーデンで打ち上げをするべく夜の街へ消えていきましたとさ。ちゃんちゃん。

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